賃貸住宅ローンも徐々に上昇しています。2年間で約1.2%上昇しました。
今現在アパート経営をしている場合、どのようなローン調整が有効なのでしょうか。
◆金利の変動による返済額の増減(3年固定金利型を利用した場合)
変動金利を選択した場合のリスクはどの程度あるのでしょうか、下記前提条件で試算いたしました。
[前提条件] @3年固定金利型、元利金等返済、返済期間35年で1億円の借入を想定。
A当初期間は2.00%の金利を適用
金利が1%アップするだけで返済額は大きく変わります。3年後の金利が3%上昇した場合、返済額は当初の1.5倍になってしまいました。賃料収入はこれほど変化しないで、計画時に厳しい収支計画であった場合、構造的な赤字体質になる可能性があります。償還期間を短くできる、もしくはキャッシュフローによほどのゆとりがない限り、変動金利を選択するのは難しいと思われます。
内閣府が発表している長期金利の予測を、民間シンクタンクの予測と比較すると、下記のような結果となります。増減に多少の開きはあるものの、上昇傾向ということではおおよそ一致した結果となりました。4年後の金利を平均いたしますと、おおよそ3%前半となる予測となっています。賃貸住宅ローン金利は4%後半になると思われます。
◆民間シンクタンクの長期金利(新発10年物国債利回り)予測
賃貸住宅ローンの市況は確実に上昇傾向にあります。バブル規程の上昇率ではありませんが、
今後も金利上昇が予見されます。
◆賃貸住宅ローン金利の推移
以上の通り、今後も金利の上昇傾向は続いていくものと思われます。現状の経済市況においては、民間金融機関の固定金利商品を利用して、一部切り替えていくなど、金利上昇対策が必要となってくるのではないでしょうか。